うを長本店 ~宮崎市江平東~

先日、近くのお寿司屋さん(うを長本店、宮崎市)にお寿司を食べに行きました。初めて利用させていただく店なので、どんなところかわからず、ドキドキしました。個室を予約したときの電話では、感じの良い男性の方が対応されました。

うを長本店の料理

上にぎりとおつまみを数点オーダーします。感じのより女将さんが対応され、好感が持ちました。つまみはてんぷらなどお願いしましたが、色は美しく、サクサク感が程良く美味しいです。揚げだしナスの山かけは、”熱い揚げナス”に”冷たいダシと山かけ”の調和が最高です。にぎりは大将自身が運んでくれました。期待通りの美味しさです!

タコの酢の物。ミョウガのアクセントは絶妙です。
ホクホクの穴子が良い感じ

日本酒の登場

宮崎県の飲食店では焼酎の品ぞろえは豊富ですが、日本酒は数点のみという店がほとんどです。今回は、この数点の中に、地元雲海酒造が醸造している日本酒「綾錦 生吟醸」を発見し、オーダーします。

ガラスのお猪口が気分を盛り上げます!

焼酎圏である宮崎県で日本酒を醸造する酒造は2蔵あります。千徳酒造(延岡市)ともう一件は焼酎メーカー第3位の雲海酒造が実は細々と日本酒を造っています。雲海酒造の前身は1967年創業の五ヶ瀬酒造有限会社でその名のとおり宮崎県五ヶ瀬町にて設立されました。1988年に現在の雲海酒造に改称しました。焼酎の年間生産量は18万石ですが、日本酒はわずか1000石で、蔵のHPにさえも載っていません。

精米歩合は50%で、吟醸酒になります。

工場は、宮崎県の綾町、五ヶ瀬町、鹿児島県の出水市にあります。今回いただいた「綾錦 生吟醸」は名前の通り綾町の工場で醸造されています。生酒なので、醸造アルコールが添加されていますが、焼酎メーカーの醸造アルコールなので、なにかこだわりがあるのではないかと勝手に想像しました。

綾町の「酒仙の杜」にある酒蔵

日本酒の感想は

色は、無色透明で、美しく透き通っています。
味は、
甘み 2 うまみ 3 渋み 0 酸味 1 苦み 1 コクボディ 3 (5段階評価)。
香りは、リンゴの吟醸香と青野菜系の香が少し混ざります。

お供の料理:お寿司、てんぷらがマッチしていました。和食が合いますが、油っぽいものまで相性が良いです。