彩り豊かなスパイスカリー と オリジナル海鮮ちゃんぽん at あみーろーど(宮崎市)

宮崎市の中で、人気急上昇の商店街の一つに「あみーろーど」があります。2020年秋に、宮崎駅にアミュプラザ宮崎がオープンし、宮崎駅と宮崎市の中心街の西橘通りをつなぐ道が「あみーろーど」です。あみーろーどには、この1年で多くの店が出店しました。今回は料理に感動した2店についてレポートします。

サンダーカリー THUNDER CURRY

3人の女性で切り盛りするこのカレー(カリー)はとても彩り豊かで「芸術品」を食する気分です。

店内に入ると、キレイに整理された空間に、カウンター6席とテーブル1卓(4人用)が並びます。カウンターには30種類のスパイスが空間を演出します。

こんなにたくさんのスパイスが含まれているのかな・・・

メニューは3種類のカレーから、1~3種類を選択します。トッピングも選択できます。

2021年12月18日は「ポークビンダルー」「特製チキンカリー」「アメリケーヌベシャメルソース」の3種類がありました。

3種がけに、ソーセージと煮卵をトッピングしました!

3種がけのカリーを注文すると・・・、上記のような彩りが美しいカリーの登場です!

頂きます!

まずポークビンダルーはポルトガルからインド西海岸に伝承されたカリーで、酸味とスパイスの辛みが特徴です。スパイスの中にポークの美味しさを発見したときに心が躍りました。

チキンカリーは特製を名付けるだけあり、味の奥行が深いです。どんなスパイスを使ったら、こんな味になるのだろうと想像は果てしなく続きます。

アメリケーヌベシャメルソースは厳密にはカリーではないそうです。アメリケーヌとは、フランス料理のソースの一つでエビの殻を炒めてコクを出したソースで、ベシャメルソースは白のルーを用いて牛乳を使ったソースです。2種類のスパイスカリーに、ソフトな味わいのシチューが3品目に加わった感じです。

一口食べる毎に新たな味と香りがぴょっこりと出てきます。でもそのぴょこり感がたまらなく素晴らしいです。

煮卵の半熟は、精錬されたラーメン屋さんを超えるクオリティでした。

2種がけはこんな感じです。スパイスチキンをトッピング!

辛いカリーが好きな私は、途中で常備されていた「追い辛み」をかけてみました。

キター!!美しく、美味しいカリーが、インパクトも最高になりました!

奥さんが、米の長さが日本米でないことを発見しました。お店の方に聞いてみると、スパイスカリーにフィットするように、日本米とタイ米を混ぜているそうです。なるほど、です。

開店時間は、11:30~15:00(日曜日、月曜日は休み)でランチのみです。夜は全く別の店になります。

りょうGARDEN

サンダーカリーを60mほど東に歩くと「りょうGARDEN」があります。サンダーカリーにお伺いした日とは別の日にランチに伺いました。

りょうガーデンは、私のお気に入りのJapanese Restaurantりょうの姉妹店です。りょうグループのHPを拝見すると、料理教室も開催しているようで期待できます。

餃子のマーク!

ランチのメニューはシンプルです。餃子がお勧めのようですが・・・

今日は「まるみ角煮 海鮮ちゃんぽん」「宮崎の野菜煮込みカレー」を注文します。

まるみ角煮 海鮮ちゃんぽん

ちゃんぽんは、写真の通り野菜のボリュームがすごいです。「やおや」を併設しているだけはあります。

スープをいただくと・・・、なんと深みのあるスープでしょう!!!

食べ進めると多彩な海鮮がざっくざっくと登場し、スープの味わいの深さの理由がわかります。スープには塩分が多いとわたっていても、全ていただいてしまいます!

宮崎の野菜煮込みカレー

カレーは、素揚げされた宮崎野菜がトッピングされています。この野菜の水分量を実感すると、料理へのこだわりがビシビシと伝わってきます。

そしてカレーは・・・、素晴らしい!

スパイスは十分に効いているけど、日本人に合わせてくれた柔らかい味わいとなっています。

最高に美味しいです!

あみーろーどの感想

2019年くらいまでは、宮崎市の繁華街といえば「ニシタチ」のみで、百歩譲っても「若草通り」まででした。でもランチに関しては、「あみーろーど」が一番手に上がったと感じました。夜の居酒屋もたくさんありますので、夜の街でもニシタチを超える日が来るかもしれません。

上記2つの店の感想を記載しながら、自分はカレーが好きなんだな~と感じました。南国宮崎でいただくカレーはとても気候に合った料理なのかもしれません。

地図

サンダーカリー

りょうGARDEN