映画「ファミリー・ウィークエンド」2013年 ~頑張る娘の願い事~

2013年公開のアメリカの映画です。雪国の風景が美しく、心が和みます。16歳のエミリーは努力家で、縄跳び大会に情熱を燃やし、地方の大会で優勝します。ですが、家族は誰も応援に来ません。

普通の家族がほしい!

「自宅に戻ると父親は自分の殻に籠り絵を描いています。母親は仕事に邁進、家族はバラバラ。普通の家族がほしいエミリーは両親を薬入りのワインで眠らせ、拘束し改心を迫ります。後半には悪友がネットで拘束事件として流したために警察が介入します。展開自体はドタバタのコメディーです。」

感想

コメディーが混じり、笑あり、ハッピーエンドの映画で安心して鑑賞できます。映画「ホーム・アローン」を見ているような安心した気分で見れます。時々映る美しい氷の風景はどこなのかと気になり、調べてみると、アメリカのミシガン州マコーム郡でした。冬はとても寒そうです。ハリウッドではないアメリカが映画の舞台になるとちょっと新鮮でした。

ミシガン州はアメリカの中でも北の方で寒い地域です。

会社を維持するときも、家族を維持するときも同じで、組織を維持するためにはメインテナンスが必要と考えました。維持するための労力はその何倍にもなって自分に戻ってきます。この映画のhappy endが、それを教えてくれました。

機微考察 ~自分で得ようとする努力~

現代において、心がバラバラな家族は少なくありません。この映画の主人公は、自分の希望とは異なる家族の考えが「大きく変革」されることを目指します。今回は言葉は無力でした。一筋縄ではいかない家族に対して、強い強硬策をとります。

人生を楽に生きるには、他人に期待しない、こだわりを持たない、などとよく言われます。でも自分と自分の大切な家族がより幸せになる可能性があるのであれば、いろいろなものにこだわって、他人を信じるシチュエーションも「あり」です。

身近な人が誤った判断をした場合にどのような対応をとるべきかというテーマが根底にあります。相手が自分にとってどうでも良い人(関わりの少ない人)の場合は、もちろんやり過ごすという選択肢が選ばれます。でも、大切な人の場合どうしますか。正面切って、正論を述べてもぶつかり合うのみです。処世術としては「それとなく戒める」という方法が推奨されることが多いです。

エミリーは拘束という重大な事件を起こして、お願いしたいことは「家族のコミュニケーション」。でもそれは本当に大切なことだと、全身で訴えます。子供から両親への訴える方法としては「あり」だと感じました。相手に変革を求めるときは、お互いの人間関係により方法は大きく異なるということが極端な例として示されています。