白鶴 純米大吟醸

江戸時代に美味しい水があるという理由で日本酒造りに適した地域があります。それが兵庫県の灘です。お酒といえば”灘”という時代がありました。白鶴酒造の日本酒は、その灘の代表的なお酒の一つで、江戸時代中期の寛保3年(1743年)に醸造が始まっています。高度な技術を持つ丹波杜氏によって醸される灘のお酒は上方から江戸に送られる「下り酒」として人気を博しました。

六甲山系の北部には良質な米を育む田んぼが広がり、西宮市の海岸に近い一角にミネラル豊富な「宮水(みいやみず)」が湧き出ます。この宮水でお酒を造るとお酒の質が良くなります。灘の蔵元の多くは、この宮水で日本酒を造ります。宮水は鉄分が少なく、酵母や麹菌の増殖にかかせないカルシウム、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラルが豊富です(硬度が約180と高い!)。酵母が活発になると発酵が進み、キレのあるしっかりした酒になります。

通の人にとっては、機械化の中で効率重視のお酒は個性がなくて、面白くないということがあります。でも、できるだけ多くの人々に美味しく飲んでもらうという目的があり、どんなときでも、どんな料理にも美味しく感じられるように造られているような印象です。

4合瓶ではありますが純米大吟醸のお酒が、1100円と驚きの値段です。

大規模の機械化された酒造りということもあり、精米歩合 50%の純米大吟醸にも関わらず、4合で1100円という破格の値段です。でも手抜きはありません。癖のない、香り高い、上品なお酒に仕上がっています。

当家で合わせたつまみは、本日は「押し寿司」ですが、とても合います。

神戸市灘のお酒です。もちろん純米酒。かなり美味しいです!

奥さんのネーミングは「無難の王道」とのことでしたが、まさに欠点がありません。「難しいことは言わないで美味しい酒を持ってきて!」という要望に最も適したお酒なのかもしれません。

勝手に日本酒品定め

色は、薄い琥珀色です。
味は、
甘み 3 うまみ 3 渋み 2 酸味 4 苦み 1 コクボディ 3 (5段階評価)
香りは、若い木のような香り。

お供の料理:日本食全般 なんでも「いいね」と思わせるクオリティに仕上がっています