純米酒の販売店をさがす

宮崎県で酒屋を探すと、関東とは全く違った様相になります。関東では、ビール、酎ハイ、ワイン、日本酒、ウイスキー、そして焼酎が並びます。焼酎は淡泊な甲種がメインだったりします。ところが宮崎を含む南九州では、焼酎、それも乙種がメインのお店が多いです。

ネット通販では物足りない

ほしい純米酒をネットで購入して、届いたら味わうという時代になったことは間違いありません。でも、休みの日の日中に「今晩、山形県の純米酒を飲みたい!」と強く思うこともありそうです。そんなときは、近くに純米酒の品ぞろえが多い店があってほしいです。そんな酒販店は決して多いわけではありません。

美味しい料理を提供してくれる料理店は、料理の温度、盛り付けはもちろんのこと、店の雰囲気、音楽にも気を配ります。料理に対する愛情が深いから、その料理の魅力を十分に引き出すためです。販売店の方にも、日本酒をそのように愛情を持って扱ってほしいです。しかしながら、宮崎県の酒販店の多くは、焼酎がメインで、日本酒は端の方に申し訳程度にしか置いていないです。中には直射日光が当たっていたりします・・・。

私がこだわる酒販店は、焼酎よりも日本酒がメインで、日本酒の半分以上が純米酒、そしてお店がその純米酒の良い点を掌握している店です。関東以北ではそのような店がたくさん存在しますが、焼酎文化が強い宮崎では少ないです。ただ、需要がなければ供給もありませんので、私を含めて純米酒の良さを広めて、九州でも消費量を増やすことができれば、購入するときも選択肢が増えそうです。

宮崎の販売店

私自身は、以下の3店を利用させていただくことが多いです。

宮崎市の河野俊郎酒店

店内には、大きな冷蔵庫がいくつも配置されています。

2019年8月に、町内の菓子店「河野文菓堂」と共に清武町加納の地に新築移転して、巨大な冷蔵庫を完備しています。隣のお菓子屋さんでは和菓子以外にもカフェを併設しており、観光地としての価値があるくらいです。


高鍋町の江崎酒屋

小さなお店ですが、高鍋町という立地の中に光る品揃えです。居酒屋「花いちもんめ」の隣です。

舞鶴公園で舞鶴神社を参拝し、花守山で花を楽しんだ後についでに寄ることが多いです。

大阪屋

宮崎市の中心街にあります

焼酎の品揃えが抜群ですが、日本酒の品揃えも良好です。中心街に立地しますので、アクセスが良いのもメリットです。