昆虫たちの春 ~2021年4月~

3月になると春の兆しがところどころに見ることができますが、4月はまさに春そのものです。いろいろな生き物たちが春の訪れを楽しんでいます。まさに、昆虫たちの「日々是好日」といった様相です。

カマキリ誕生

枯れ枝に似た色の壁にカマキリの卵が産まれていたのは知っていました。先日その卵の表面がもわもわしてました。

これは赤ちゃんが産まれたのかも?と思い、近くを探してみました。すると・・・

1cmにも満たない生まれたばかりのカマキリです!

よく見ないと見つけられません。こんなに小さな赤ちゃんは初めてみます。生まれたばかりのカマキリは蟻などの天敵が多く、生き延びる確率はかなり低いといわれています。頑張って生きてくださいね!

大量の蜘蛛の赤ちゃん

カマキリを見つけた翌日、あのカマキリがいまいかといろいろな樹を観察していると・・・

キャーキャー、大変なものを見つけました!

蜘蛛の赤ちゃんの集団です!

大量の蜘蛛の赤ちゃんが生まれていました。かわいいとは言えません・・・。やっぱり宮崎は蜘蛛が多いですね。理由はこんなところにあったのかもしれません。この中の何匹かはカマキリのエサになるのかもしれません。

集合写真!

アブラムシとてんとう虫

梅の木には、毎年アブラムシが大量発生します。今年も発生中です。牛乳を撒こうかと考えていると、てんとう虫が頑張って食べている様子です。

大量のアブラムシを少しずつ食べているてんとう虫

アブラムシは1カ月で20000倍近くに増殖するといわれています。数があまりに大量なのでてんとう虫数匹ではとても間に合いません。お友達を連れて来てほしいと思っています。

てんとう虫は「幸運を呼ぶ虫」と言われています。アブラムシが大量発生 ⇒ てんとう虫が増える ⇒ 幸福になる??

アブラムシ駆除の薬をまくのは、もう少し待ってみます。

ツバメの赤ちゃん

昆虫ではありませんが、ツバメの巣を見つけました。ツバメは他の鳥や蛇などから卵を守るために、人間が適度に出入りする場所に巣を作るといわれています。公園にある自動販売機の小さな建屋にその巣はありました。

雨も避けることができる巣としてはベストポジションですね

眺めていると親鳥がときどきエサを運んでいます。

身近な春を記録してみました。4月は新しい新年度の始まりです。過去は過去で、これから新しい未来のためにフレッシュな気持ちで頑張りましょう!