冷や汁 ~暑い夏の簡単定番メニュー~

宮崎の暑い夏の料理と言えば、「冷や汁」と声を揃えるくらいの定番料理です。初めから自前で作ると結構な手間になりますが、最近は簡単な冷や汁の素が発売されています。

冷や汁の歴史

歴史は古く鎌倉時代の僧侶が、味噌を調味料とした即席な要素も含めた料理だったようです。その後全国に広がり、気候風土が適した地域に郷土料理として残ったとされています。

その代表的な地域が宮崎県です。夏は暑いし、海産物が豊富だからなのかもしれません。

作り方は、すり鉢に焼いた魚と、すりゴマ、味噌を入れ、すりこぎます。鉢の内側に薄くのばし、直火で軽く炙ります。豆腐と薬味をカットして混ぜ、冷やします。

熱い麦ごはんにかけていただくという形です。

「冷や汁の素」を使って調理開始!

我が家では、「冷や汁の素」(野崎漬物)を使って手間を省き、薬味のトッピングに満を持します。

材料は、豆腐1丁、キュウリ1本半、ミョウガ2個、大葉数枚、すりごま 小さじ1、冷たい水 500mlのみです。

材料を並べてみました

作り方は、冷や汁の素の裏に概要が記載されています。

まずは、麦を含めたご飯を炊き始めます。

販売は宮崎ですが、製造は大分です

大きめのボールで、「冷や汁の素」を冷たい水で溶かします。キュウリとミョウガをスライサーでスライスして、味噌+水に投入します。大葉もカットして、投入!

豆腐は、手で握りつぶすようにして荒くほぐしてから、ボールに投入。

すりゴマを投入、これで完成です!

ほぼ完成の状態です。

盛り付けます

テーブルの上には、注ぐだけの冷や汁のボールと麦ごはんをよそったご飯のみです。

注ぐだけの状態です
お代わりすることを前提に少な目の量にします

熱々のご飯に、冷や汁をたっぷりと注ぐと、なるべく早く食べます。

熱いごはんと冷たい冷や汁が同時に口の中に入ると、絶妙な感覚になります。お互いがそれぞれをサポートする感じです。それに香ばしい味噌の香りと味がたまりません。この感覚を大切にするために、ご飯は少しよそっては、冷や汁を一気に食べます。

食べ終わったら、お代わりをします。そうすると何度も最高の味わいを堪能できます。

私はミョウガの風味が大好きです!

暑い夏を乗り切るのに最高の料理でした!