50の手習い ~新たな趣味に挑戦・プロローグ編~

家族からは”飽きやすい”としばしば指摘され、長年続いた趣味らしい趣味がありません。「仕事上の知り合いよりは、趣味を通じた知り合いの方が楽しい交流関係を築ける」という話はよく聞きます。しかしながら、50歳を過ぎると、趣味を作ること自体が簡単なことではありません(新しい友人を作ることも難しい・・・)。趣味がない、という悩みをお持ちの中年男性の方は結構多いのではないかと思います。そんな中での私の体験記です。

音楽の趣味 ~ハーモニカ~

30歳台のころ、なにか楽器ができると人生が豊かになると考えました。軽い楽器なら、パーティーで披露できるのではと妄想し、小学校のころに演奏したことのある「ハーモニカ」に挑戦することを決意しました。

私の悪い癖。なにかを始めるのなら、「まず道具から!」

HOHNERの「クロマチックハーモニカ 16穴」を購入しました。少し練習したところで、穴の数が多くどこの部分を吹いているかわからない・・・(と勝手に解釈しました)。そこで今度は「クロマティックハーモニカ 10穴」を購入しました。

穴の位置は予測通り16穴のハーモニカよりもわかりやすいです。そこでなにか曲の練習をしようと考えました。ところがその曲は10穴のハーモニカでは演奏できないことが判明しました・・・。そこで奥さんに「12穴のハーモニカ」購入の相談をしました。

皆さんの予想通りです・・・、却下されました。

吹奏楽器 ~トランペット~

月日は流れ・・・。娘が中学校のときに吹奏学部に入部しました。楽器は、花形のトランペットです!

ハーモニカで楽器には懲りていた私ですが、娘と一緒ならできるかもしれないと想像し、早速トランペットを購入しました!

でもトランペットは、言い訳ではなく、本当に難しいです。結構まじめに取り組みましたが、音を出すのが精一杯です。敢え無く数か月で挫折です。トランペットは娘に譲りました(無理やり)。

そこで娘からのアドバイス。サックスなら音を出すのはトランペットよりは簡単だよ、と。早速購入を検討します。そうです、トランペットの教訓から、「早速購入」ではなく「早速購入を検討」しました!

吹奏楽器 ~アルトサックス~

楽器屋さんで試奏してみると、確かにトランペットよりは簡単に音がでます。よし、とアルトサックス購入を決意しました。

このときに奥さんから強く「音楽教室」に通うことを勧められました。そこで月3回の音楽教室に通うことにしました。

アルトサックス、見た目が美しいです

その教室では年に1回発表会があります。その発表会が一つの目標でなんとなく頑張ってきました。2020年春で丸3年になりました。しかしながら、2020年は新型コロナウイルスの影響で発表会はなくなりました。更には仕事が忙しくなったこともあり、気持ちがついて行かなくなったことをきっかけに長期休暇としてしまいました。

現時点では、少し心に余裕ができたら再開しようかと思っています。

描く芸術に挑戦?

音楽は、一瞬で消えますが、絵画はうまくいけば歴史の流れにのるくらい長い期間残るかもしれません。しかしながら、昔から絵心はないと自覚していました。

「自分で自分に限界を設けるのは大バカ者」とよく言います。以前、油絵で挫折した経験がありますので、今回は水墨画はどうかと考えました(とても前向きです)。図書館で水墨画の書籍を数冊借りて眺めてみました。

なんだか楽しそうと感じました。目指せ雪舟です!

このご時世なので、定期的に通うのは難しい、でも指導がないと自己流になる(飽きてしまう)・・・。そうです、通信教育です。

ユーキャンの水墨画入門通信教育講座の資料です

まずは、大手ユーキャンにて無料で資料請求してみました。数日後上記の資料が届きました。総額44000円・・・。決して安くはありません。でも生涯の趣味になるのであれば、安いという解釈もできます。1か月に1課題を提出して8か月で終了というような仕組みのようです。ハードルは低いかな?

申し込みました!

生涯実施するかどうかの自信はありませんが、少なくとも8か月はやり切ります!

2021年3月の時点で、2つ目の課題(全部で8課題)を提出しました。課題以外に趣味のキリンについても書いてみました。少しずつ本当の趣味になりつつあります。