高鍋湿原 ~彩りの花 と 昆虫の街~
高鍋湿原は、1962年から1967年の間に高鍋防災ダムが宮田川に造成されましたが、ダム工事のための土を採取した跡地が不透水層であったために湿原となったものです。近くの山林からの湧水が池を作ったもので水がとても美しいです。広さは約3.3haあります。
高鍋町からは、市街地から温泉めいりんの湯を目指して、めいりんの湯を通過するとすぐに「高鍋防災ダム」が見えます。その奥に高鍋湿原が左右に広がります。
下の地図が、高鍋町教育委員会より作成されております。東部湿原、西部湿原ともに歩く歩道が整備されておりますが、2024年4月の段階では西部湿原の歩道は一部通行できなくなっております。
公開されている時期は、3月下旬から11月上旬で、花の開花状況により若干変化します。
春の花
高鍋湿原といえば、2cm程度の小さなハッチョウトンボが有名ですが、この日は4月中旬ということもあり、トンボの数はまだらです。
東部湿原を散歩すると、サワオグルマがお迎えしてくれます。少し奥に歩みを進めるとタンポポのような種子を風に飛ばす風景がありました。春を実感します!
トンボに関しては、数種類確認しましたが、写真にとれたのは、シオカラトンボのみでした。トンボは近づくとすぐに逃げますので、撮影が難しいと実感しました。
西部湿原を歩いているときに、ガイドの方とすれ違いハルリンドがキレイですと説明してくれました。
上品な花が春を和ませてくれます!
蝶も春を楽しんでいました!
ハッチョウトンボ撮影に成功
6月16日、暑さが身体に感じるころ、まさに初夏という気候です。梅雨の間の晴れ間でもあります。
ハッチョウトンボがピークを迎えるはずということで、撮影に向かいました。
トンボはすぐに飛び立ちます。また、なかなか焦点が合いません・・・。やっぱりプロはすごいのだと改めて感心しました。
でも、撮影できました!!
小さいですね~~
大きなトンボよりも止まっている時間が長いように感じました。小さいとエネルギーのストックが少ないのかもしれません。