ブラウニー作りました! ~砂糖とグラニュー糖の違い~

最近、自宅で過ごす時間が増えたために、ときどきお菓子作りをします。映画「ノッティングヒルの恋人」でブラウニーを取り合う印象的なシーンがあります。最後に残ったブラウニーを誰が食べるかを決めるために、「一番つらい人生を歩んでいる人」を決めて、その人が最後のブラウニーを食べる権限を与えられる、というシーンです。

こんなに話題になるブラウニーを一度は食べてみたいと、数年以上もんもんとしておりました。新型コロナウイルス感染症対策にて自宅籠りの時間が増えつつある今日この頃、本屋にて「お菓子のきほん」(藤野貴子著、成美堂出版)という本を購入すると、ブラウニーのつくり方がありました!

ブラウニーの作り方

本の指示通りとはちょっと異なりますが、本当に美味しいブラウニーができました。
材料は、チョコ(カカオ 60%)175 g、ナッツ(クルミなど)175 g(本では105 g)、バター(無塩)95 g、卵2個、グラニュー糖 200 g、薄力粉 105 gです。
①ナッツをオーブン160℃で8分、からっとさせます。コゲなければ、時間は適宜で大丈夫です。でもこの作業が香ばしさには必須!
②バターとチョコを弱火で湯煎しながら混ぜます。弱火でゆったりとが重要です。焦げると全てが台無しになります。
③グラニュー糖と卵を混ぜて、②を投入します。
④薄力粉を③に追加して、ナッツの飾り用を残して大部分を投入。
⑤焼き型に入れて、飾り用ナッツを上にのせて、160℃で45分。
美味しさのコツはナッツをオーブンで香ばしくすることと「砂糖」と「グラニュー糖」は意味が異なると認識することと考えました。

砂糖の概念

砂糖の概念はご存じでしょうか。私も少し前までは知りませんでした。下の図のようになります。私自身も調べていて、そうなんだあ、と学びました。上白糖がコクのある強い甘みをもつのに対し、グラニュー糖は淡白な甘みをもちます。料理に上白糖を使用すると、甘みとともにコクもつきます。グラニュー糖を使用すると、他の素材の味を邪魔をしません。

参考文献
藤野貴子「お菓子のきほん」成美堂出版 2020年