アゲハチョウ ~卵から蛹まで~

庭に柑橘系の果樹が数本植えてあります。今の時期には、アゲハチョウの幼虫がたくさん出現します。初めは黒くて小さい数mm程度の大きさ(鳥の糞に似ています)ですが、油断をすると数cm以上の大きさに成長します(葉っぱと同じ色になります)。成長するだけなら良いのですが、成長のためには多くの葉っぱ(特に新緑)が食べられてしまいます。早期に発見して、地面に落します。地面に落ちた幼虫は、小さいものは蟻の餌に、大きいものは鳥の餌になります。

接写に挑戦!

卵です。太陽の光が透けて、とても綺麗です。食べられる柑橘のことを考えなければ、生命の神秘を感じます!

新鮮なアゲハチョウの卵です。とてもキレイです。

写真撮影講座に触発されて、接写レンズを使用してみました。こんな感じの写真が撮れました。カチューシャを付けているみたいです。見つめられているみたいで、ちょっと照れます!

カメラ越しに目が合った瞬間です。にらんでる?
葉っぱにうまく溶け込んでいます。

奥さんが100円ショップで接写用のレンズを購入しましたので、接写に挑戦しました。蛹になる直前です。ガットパージ(余分な水分を放出)したので、少しスリムになっています。上の幼虫とは異なる個体だと思います。

接写、眼にフォーカスが合ってます(スマートフォンに接写レンズを装着して撮影)

蛹に変化します。色が変化していきます。

アゲハチョウの蛹(変化したてです)

最終的には、枯葉の色になるようです(周囲の葉の色に合わせて?)。

数日後は、枯葉のような色に変化します

下の幼虫は、キアゲハの幼虫です。我が家ではパセリの葉によく見かけます。パセリの葉が保護色になっています。

パセリで育ったキアゲハの幼虫です。パセリの影が幼虫の模様に似ている雰囲気があります。この幼虫が柑橘についていることはほぼありません。