写真撮影講座に参加して

宮崎県立博物館で開催されているSSP展宮崎展関連講座である「プロに学ぶ写真撮影講座」に参加しました。昆虫の写真を撮影したくて、マクロレンズを購入したのは良いのですが、なんとなくで何に注意したら良いかわかりません。今回の講座は、全くの素人の私にはとても有意義な時間になりました。

東木場昭裕さんのお話(50分)

一人目の講師の先生は東木場昭裕(ひがしこばあきひろ)さんです。宮崎県の風景写真、特に滝の写真でご高名な方です。構図は重要ですが、その前に一枚の写真で「他人に対して何を伝えたいのか」を考えることの必要性をお話されました。

他人へのメッセージのために、動的であるのか、静的であるのか、を決めます。写真を縦にするか、横にするかでも、動的かどうかが大きく異なります。また、線、実際にある線、見えない線、目線などをどのようなレイアウトにするかを検討します。具体的な構図は、三分割、対角線、シンメトリー、放射線、曲線、額縁、日の丸、三角構図と、それぞれの印象、メリット、デメリットを具体例を示しながら、わかりやすく解説いただきました。

視線の向きやすい場所の話が興味深かったです。人間の視線は、①画面の中央、②画面上で大きな被写体、③明るい色(目立つ色)、④ピントの合っている被写体、にまず集まります。それぞれに実例を示されましたので、とても納得できました!

画面の印象の話もありました。左上は「希薄・軽やか・開放」の印象で、右下はその逆です。実際の写真がこの印象に沿ったものだとしっくり来ますが、そうでない場合はなんとなく違和感が残ります。この人間の感覚を理解した上で、写真の色を考慮したレイアウトを考えます。

福島英樹さんのお話(50分)

二人目の講師の先生は福島英樹(ふくしまひでき)さんです。野鳥の写真でご高名な方で、「みやざきの野鳥図鑑」(鉱脈社)を出版されています。メインテーマはレンズです。標準、広角、望遠、マクロと4種類のレンズについて、その特性と使い分けを中心にお話しいただきました。

標準、望遠、マクロレンズです。動的な印象を出すために斜めに配置してみましたが・・・。考え出すとキリがありません。

更にはAF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカス)の違いと使い分けについて、素人にもわかりやすく解説いただきました。会場にはベテランカメラマンのような方もいましたが、素人の私にはとても新鮮で有意義な内容でした。

写真撮影の具体的なISO、F値、傘を利用した固定法、様々なレリーズなど、裏技を含めてご教示いただきました。そして何よりもご本人が撮影した貴重な鳥の写真が素晴らしかったです!

感想

上記は私自身の感動を含めた備忘録の意味を含めて、記載しています。2時間弱の短い時間でしたが、有意義な学習機会でした。今回の講師の方は「風景」と「野鳥」撮影のプロの先生で、やっぱりプロは違うなと圧巻させらる写真を多数紹介いただき、ありがとうございました。自分の想像以上に奥深い世界を垣間見ることができました。

このブログの小さな生き物などを撮影する際には、今回学んだ事項を少しでもいかして撮影したものを紹介したいと思っています!