挨拶 と 健康

朝出勤時、顔見知りに出会った時に「おはようございます」と挨拶を交わします。時々、大きな声で非常に気持ちの良い挨拶をされます。気持ちの良い挨拶をされると、何だかその日は良いことがありそうな楽しい気分になります。

挨拶はコミュニケーションの第一歩

心の健康を保つには人と人が支えあうことが重要ですが、支えあうためにはコミュニケーションが必要で、円滑なコミュニケーションの第一歩が挨拶と考えられます。挨拶をしない、できない、ということは人と人との支えあいに参加しない、できないということに直結し、結局は心の健康を失うことにつながります。

挨拶の語源

「挨拶」という言葉は、中世に日本に輸入された漢語で,元来、禅宗において僧が問答を繰返し合う意味です。現在では他人に対して尊敬や親愛の気持ちを表わす動作、言葉、文面などを意味するようになっています。既に社会の常識となっているうえに、万国共通のルールになっていますので、身近なところから実践することが重要です。

挨拶から要注意人物を見分ける

ある大先輩の興味ある一言に「挨拶ができるお客さんは普通である」と。昨今のサービス業への高い要求という要素以外に、言葉の一つ一つの上げ足を取ってクレイムをつけるお客さんが、まれではありますが存在します。その見分け方の一つが、対面した際に「こんにちは」と挨拶をした際に相手から挨拶が返ってくるかどうかという話です。挨拶が返ってこないお客さんはちょっと気をつけた方が良さそうで、挨拶が返ってきたお客さんは普通だから大丈夫というのが結論です。

振りかえって自分は・・・

自分はちゃんと挨拶をしているか、と振り返ってみますと大丈夫と自信をもっては言えないような気分になってきました。アドラー心理学では「他者は変えられない」、そして「他者を変えたいと思ったなら、まず自分が変わること」と考えます。職場に挨拶を根づかせようと思うなら、強い意志をもって、まずは自分から始めることが必要です。

心の健康のために

身体の健康と心の健康は必ずしも一致せず、身体が不自由な人も、当たり前のように挨拶ができます。顔を見ながらの気持ちの良い挨拶はコミュニケーションをもたらし、心の健康にプラスに働きます。心の健康が心配な職場の仲間がいる時は(そうでない時もですが)、視線を交わしながらの心のこもった挨拶をしてみてください。効果は小さいながらも何かが変わっていくのかもしれません。自分自身もそう心がけたいと思います。