純米酒の美味しい「ふじ木」と「燗番ベース」宮崎市
宮崎で飲み屋に行くと、お酒=焼酎 です。たまに日本酒があったとしても、回転が悪いためか、ほんのり酸っぱくなっていたりします。そのために、小瓶で粋な日本酒があるとそれだけでとても嬉しくなります。そんな宮崎にも美味しい純米酒が飲めるお店が数軒あります。
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和食「ふじ木」
宮崎市の中心で、橘通りから一番街通りを西に向かいます。200mも行かないうちに「ふじ木」さんのあるABCビルはあります。階段を2階に登るとこじんまりとした穏やかな雰囲気の店があります。
中に入ると明るい清潔感溢れるカウンター席があります。奥さんと二人でしたので、カウンターに座ります。
贅沢に1万円のコースをお願いしました!!
大満足のコース料理
コース料理は季節を大切にした和食です。
内容は詳細は記載しませんが、トラフグの煮凝り、煮込みあわび、ボタン鍋などなど、どれも素晴らしい味付けと、見た目の美しさが光ります!
純米酒も最高!
純米酒の最高です。美味しい純米酒をそろえているだけではなく、「日本酒ソムリエ」の資格を持った店員さん(大将の義息子さん)が、日本酒のお勧めとその解説をしてくれます。解説を聞くと、日本酒の味が一段と美味しくなります!
いくつか頂きましたが、一番美味しいと感じたのは、「喜久酔(きくよい)」静岡の青島酒造の純米酒です。
料理も日本酒の最高でした。ご馳走様でした!
純米酒と発酵料理の店「燗番ベース」
注:2021年5月1日から、コロナウイルス感染対策による営業時間の短縮などの影響もあり、一時休業されています。いつかは必ず再開してほしいです。
「燗番(かんばん)ベース」(宮崎市上野町TEL 0985-74-5511)が2020年10月13日、宮崎市の繁華街にオープンしました。場所はクラフトビール専門店、「ビアマーケットベース」の跡地です。「純米酒の魅力を宮崎の人にも知ってほしい」と、県内の飲食店で修行を積んだ店主の山元明菜さんと、中野彩花さんの2人がオープンしました。店名に入っている「燗番」とは、お酒の温度を見ながらお燗(かん)をつける人のことを「お燗番」と呼ぶことから取ったといいます。
オープンしたばかりの店なので、予約して訪れました(2020年10月19日に初訪問)。
上原浩さんとの関係
純米酒と熱燗で、食中酒としての日本酒の位置づけを強調していたので、上原浩氏と関係するのではと思っていましたが、店主の山元さんは、間接的に上原浩氏の教えをいただいたとのことでした。
お刺身、神亀酒造の酒粕を使用した酒粕ソーセージなど料理も純米酒との相性が良く美味しかったです。
豊富な純米酒メニュー ~お勧め温度付き~
日本酒のメニューは、もちろん純米酒のみです。それぞれの純米酒に飲み頃の温度を考慮して、お勧めが記載してあるのが嬉しいです。例えば、「夏子の酒」の作者である尾瀬あきら氏が命名したという「るみ子の酒」は、冷酒もしくはぬる燗がお勧めで、別の純米酒は熱燗がお勧めだったりします。
にごり酒「ちかっぱ にごり」は冷と熱燗の両者を頂きましたが、全く異なる香りに驚きました。
奥さんと2人で何種類も、お勧めの温度で頂き、大満足の宴でした。ご馳走様でした。
お忙しい中、いろいろと純米酒のレクチャーをしていただきありがとうございました!感謝です!