自分にフィットするメガネの選び方
中学校のころから近視で、数十年以上メガネにお世話になっています。高校時代から45歳くらいまではコンタクトレンズも使用していました。しかしながら、眼科での検診にて「角膜の細胞数」が少なくなっていると指摘され、メガネだけの生活に戻りました。半年前に購入したメガネが、パッドの当たる部分(鼻根)への圧迫が強く頭痛まで生じたので、1か月前に鼻根への負担の少ないメガネを購入しました。すると、とても快適です。
Table of Contents
メガネのパーツ
当たり前といえばその通りなのですが、メガネの各部位には名前があります。
そして、ほとんどのフレームにはサイズの表示があります(私は最近知りました!)
写真のネガネは「55□15-159」と彫られています。55は一つのレンズの直径(横幅)が55mm、15は鼻部分のブリッジの長さが15mm、159はテンプル部分の長さが159mmであることを示します。159の後ろにもう一つ数字の記載がある場合は、レンズの天地幅(縦幅)を示します。
8年くらいお世話になったメガネ
何年かは忘れたのですが、5年以上10年未満くらい長期間装着したメガネがあります。とても快適で気に入っていました。
レンズの天地幅が狭く、上下の視界が狭くなることを心配しました。購入時にはコンタクトレンズを使用することが多かったので、「今流行りですよ」との店員さんの一言で購入を決意しました。レンズを含めて8万円ほどしたこともあり、高級品を身に着けている感覚でした。
そんなメガネも、左側のレンズの細かい傷が目立つようになり、明るい場所では傷が視野に入ってくるようになりました。そろそろ交換の時期と感じました。
YUKI TORIIのメガネ
オシャレなネガネは気分を盛り上げることを実感していた自分は、「YUKI TORII」のメガネに惹かれました。
正面から見ると、レンズがやや丸く、レンズ下面の部分がフチなしになっています。娘のリンゴのメガネがやや丸いレンズで、ちょっと真似してみました。
ところが、私の近視はかなり強いこともあり、レンズの縦幅が長いとレンズが重いのです。一番薄いレンズにしてもらったのですが、鼻根にかかる負担が大きいのです。メガネを外したときの「パッド跡」がいただけません。
さらには夏の暑い日に車を運転していると「パチン」という音とともに右目の視野が突然ぼやけました。そうです、右レンズを固定しているワイヤーが切れて、落ちました・・・。メガネ屋さんで無料でワイヤーを再装着してもらいましたが、暑い日はレンズが大きくなり、ワイヤーが切れることもあるそうです。
このメガネの度数を決定してくれた店員さんは、やや強めの度を入れてくれたようです(自己主張しなかった自分の責任もありますが)。長時間装着すると頭痛がして、かつ鼻根部も痛くなり、と再度の購入を検討していました。6万5000円したのに・・・。
眼鏡市場にて
眼鏡購入を思い浮かべていたとき「眼鏡市場」の看板が目に入りました。普段は気づかなった場所に不思議と存在しています(昔からそこに存在していました!)。
中に入ると、ベテランそうなおじさんが話を聞いてくれました。10分程度の相談の結果、①鼻根に負担のかかりにくいフレームが存在すること、②自宅用には度の弱いメガネを装着している人がいること(車両運転時は別のメガネを装着)が理解できました。
鼻根部の負担が軽いタイプには2通りあり、一つはスポーツタイプでテンプルの先にガッチリと側頭部を4点固定するようなタイプです。装着してみると、鼻への負荷はほとんどありませんが、頭が締め付けられる感覚がありパスしました。
もう一つはテンプルが長く、モダンの先に重しが付いているタイプです。
耳にかかる負担が強くなるような気もしましたが、装着してみると問題なさそうです。レンズ縦幅も狭く、レンズは軽くてすみそうです。これに決めました!レンズ含めて25000円(安い!!!)。
レンズの度については、弱めに設定してもらいました。そのおかげで装着感は良好で、目の負担も軽いと感じています。上記のYUKIのメガネは”夜の運転用”と割り切っています。
現在装着1か月ですが、快適に使用しています。あえて欠点を挙げるならば、折り曲げた状態で机の上に置くと、重しのためにメガネが転倒し、レンズが下になりやすい点です。レンズが下になることが多いと傷がつきやすそうです。折り曲げた状態で置くときは慎重にそっと置くようにしています!
メガネ選びの要点ですが
①フレームの選択は即決せずに、じっくりとかつ店員さんにいろいろと相談してみる
②メガネの縦幅が長いとレンズが重くなる
③自宅用には度の弱いレンズがお勧め
メガネは顔の中央に位置して、装着時間が普通の服よりも非常に長いです。更には仕事効率にも直結します。慎重に選びたいですね!