蓮ヶ池史跡公園 ~宮崎市芳士~

宮崎市芳士永迫に大きな自然豊かな公園があります。国の史跡に指定されている貴重な文化財である蓮ヶ池横穴群一帯を整備したの公園です。18万平方メートルの園内に堅穴住居や高床倉庫、厩舎、横穴群集墓などが再現されていて、古代蓮池、せせらぎ水路、芝生広場などの施設があります。

10年くらい前に一度訪れた以来の訪問です。地元の歴史を学ぶことが重要と考え、学問のための再訪問です。

豊かな自然の蓮の池

公園に到着すると、左右に静かな池が広がります。下の地図の見ますと、史跡公園のかなりの部分が池で構成されているのがわかります。

駐車場の近くに配置されている地図です

厩(うまや)、厠ではなく・・・

厠(かわや)と勘違いしていた私は、なんだか臭いがしそうでその場を避けていたのすが、近づくと様子が異なります。そうです「厩(うまや)」です。厩は、馬が飼育されていた場所で、餌を与える飼葉桶、作業場となった土間、鍬を掛けた板壁、いろいろな農具の置き場所が配置されていました。いわゆる農家の倉庫も兼ねている建物です。

宮崎平野の農家によくみられた厩です

蓮ヶ池横穴群

この横穴群は、千三百、四百年前の古墳時代の墓地で、現在八十二基の横穴が発見され国の指定した史跡となっています。稲荷池の東側丘陵、御諏訪池の西側丘陵、東側丘陵の3グループに分けられます。

このような横穴墓がたくさん点在します

横穴墓は通常は単独で存在することは稀で、おおむね複数からなる横穴墓群を構成されます。古墳時代後期(6世紀後半から7世紀前半)に広く普及した大陸由来のお墓で、数人の家族を追葬する家族墓的な性格が強かったと考えられています。

この公園のメインの建物である「みやざき歴史文化館」は、2020年3月31日で閉館しました。コロナのためなのかもしれませんが、人件費の問題なのだと想像します。宮崎市が管理しているようですが、人件費を含む管理費といろいろな効果との兼ね合いはあまり良くなかったのかもしれません。ただ、芝生などの雑草はキレイにカットされており、散歩コースとしてはかなり良いと感じました!